前の記事では、
命式が
・年柱(ねんちゅう)
・月柱(げっちゅう)
・日柱(にっちゅう)
・時柱(じちゅう)
という四つの柱から
できていることを見てきました。
この四つをまとめて、
「四柱(しちゅう)」
と呼びます。
四つの柱は、
それぞれ
生まれた年・月・日・時間
に対応しています。
月柱|生まれた月
日柱|生まれた日
時柱|生まれた時間
ただし、
四つの柱は
ただ横に並んでいるわけではありません。
それぞれ異なる時間を表しながら、
ひとつの命式の中で
つながっています。
今回は、
年柱・月柱・日柱・時柱が
どのような柱なのか、
基本から
やさしく見ていきましょう。
ひとつの柱は「天干」と「地支」でできている
まず、
四つの柱の形を
簡単に確認しておきましょう。
年柱・月柱・日柱・時柱には、
それぞれ
天干(てんかん)と
地支(ちし)
がひとつずつあります。
月柱|天干 + 地支
日柱|天干 + 地支
時柱|天干 + 地支
たとえば、
乙丑
という年柱なら、
「乙」が天干、
「丑」が地支です。
前の記事で見たように、
ひとつの柱は、
十干と十二支が組み合わさった
ひとつの「干支」
になっています。
それでは、
四つの柱を
ひとつずつ見ていきましょう。
年柱|生まれた年を表す柱
年柱は、
その人が生まれた年を表す柱
です。
ただし、
四柱推命の年は、
1月1日から
新しい年になるわけではありません。
四柱推命では、
立春を年の区切り
として見るのが一般的です。
そのため、
1月生まれや
2月の立春より前に生まれた場合は、
普段のカレンダーの年と
命式の年柱が
異なることがあります。
年柱は、
命式を読み解くときには、
家系やルーツ、
生まれ育った広い環境などと
結びつけて見ることがあります。
また、
人生の時期では
幼い頃と結びつける見方もあります。
ただし、
「年柱がこれだから、
このような家庭だった」
と、
ひとつの柱だけで
実際の出来事を決めるものではありません。
まずは、
年柱=生まれた年を表す柱
と覚えておけば大丈夫です。
月柱|生まれた月と季節を表す柱
月柱は、
その人が生まれた月や季節に関わる柱
です。
ただし、
ここでいう「月」は、
普段のカレンダーの
1日から月末までとは
少し違います。
四柱推命では、
節入り
を基準にして
月柱が切り替わります。
たとえば、
同じ3月生まれでも、
啓蟄の前に生まれたのか、
あとに生まれたのかによって、
月柱が異なることがあります。
月柱には、
生まれた季節も
関わっています。
そのため、
命式全体を見るときにも
大切な柱のひとつです。
命式を読み解くときには、
生まれ育った環境や
社会との関わり方などと
結びつけて見ることもあります。
ここでも、
ひとつの意味だけに
決める必要はありません。
まずは、
月柱=生まれた月や季節に関わる柱
と捉えておきましょう。
日柱|生まれた日を表す柱
日柱は、
その人が生まれた日を表す柱
です。
そして日柱には、
四柱推命を学ぶうえで
とても大切な場所があります。
それが、
日干(にっかん)
です。
日干とは、
日柱の天干
のことです。
たとえば、
日柱が
己卯
なら、
天干の「己」が
日干になります。
日柱|己卯
日干|己
地支|卯
四柱推命では、
日干を「自分」を表す基準として、
ほかの要素との関係を見ていきます。
ただし、
「日干だけを見れば、
その人のすべてがわかる」
という意味ではありません。
日干をひとつの基準にしながら、
ほかの柱や
命式全体とのつながりを
見ていきます。
日柱そのものは、
自分に近い部分や
身近な人との関わりなどと
結びつけて見ることもあります。
まずは、
日柱の天干「日干」は、
命式を見るときの大切な基準になる
ということを
覚えておきましょう。
時柱|生まれた時間を表す柱
時柱は、
その人が生まれた時間を表す柱
です。
四柱推命では、
一日の時間にも
十二支が割り当てられています。
そのため、
出生時刻をもとにして
時柱を出していきます。
命式を読み解くときには、
内面や、
これから育っていくもの、
子どもや次の世代、
人生の後半などと
結びつけて見ることもあります。
ただし、
「時柱がこれだから、
将来は必ずこうなる」
というものではありません。
ほかの柱と同じように、
命式全体の中で見ていきます。
生まれた時間がわからないときは?
四柱の中で、
わからないことがあるのが
「時柱」です。
生まれた時間が
記録されていなかったり、
正確な時刻が
わからなかったりすることもあります。
その場合は、
時柱を無理に決めず、
確認できる年柱・月柱・日柱の範囲で見る
ことができます。
時柱がわからないからといって、
命式をまったく見ることが
できないわけではありません。
ただし、
出生時刻がわからない場合は、
時柱を確定することができないため、
時柱を含めた読み方には
限りがあります。
わからない時刻を
無理に推測するのではなく、
わかっている範囲で見る
ことが大切です。
四つの柱にはそれぞれ異なる見方がある
ここまで、
年柱・月柱・日柱・時柱を
見てきました。
四つの柱には、
生まれた年・月・日・時間を
表す役割があります。
それに加えて、
命式を読み解くときには、
家族や人間関係、
社会との関わり、
人生の時期などと
結びつけて見ることもあります。
ただし、
どの柱を何と結びつけて読むのかは、
見方や流派によって異なることがあります。
そのため、
「年柱は絶対にこれ」
「時柱は必ずこれ」
と、
ひとつの意味だけに
固定する必要はありません。
この段階では、
四つの柱には
それぞれ異なる見方がある、
ということを
知っておけば大丈夫です。
四つの柱は別々ではない
年柱・月柱・日柱・時柱には、
それぞれ違った役割があります。
けれど、
四つの柱を
別々に切り離して判断するものではありません。
たとえば、
日干がどの十干なのか。
どのような季節に
生まれているのか。
ほかの天干や地支と
どのようにつながっているのか。
命式全体には
どのような五行が表れているのか。
こうしたさまざまな要素を
つなげながら見ていきます。
そのため、
「年柱にこの文字があるから、
こんな人」
「時柱にこの文字があるから、
将来はこうなる」
と、
ひとつの柱だけで
その人を決めることはできません。
四つの柱がどのようにつながり、
命式全体の中でどのように働いているのかを見る
ことが大切です。
四柱は異なる時間の重なり
四つの柱は、
それぞれ異なる時間を
表しています。
月柱|季節の流れを含む月
日柱|一日という時間
時柱|一日の中の時間帯
人が生まれた瞬間には、
その年、
その季節、
その日、
その時間帯が、
ひとつのところに
重なっています。
命式は、
その人が生まれた瞬間に重なっていた
四つの時間を、柱として表したもの
と考えると、
四柱のイメージが
つかみやすくなります。
四柱推命では、
この四つの柱をもとに
命式を見ていきます。
おわりに|四柱は命式をつくる四つの柱
四柱とは、
・年柱
・月柱
・日柱
・時柱
という四つの柱のことです。
それぞれ、
生まれた年・月・日・時間に
対応しています。
そして、
ひとつの柱には
天干と地支
がひとつずつあります。
四つの柱には
それぞれ異なる見方がありますが、
ひとつの柱だけで
その人の性格や人生を
決めるものではありません。
四つの柱をつなげながら、
命式全体を見ていくことが
大切です。
最初から、
それぞれの柱の意味を
すべて覚えなくても大丈夫です。
まずは、
・年柱=生まれた年
・月柱=生まれた月
・日柱=生まれた日
・時柱=生まれた時間
・日柱の天干「日干」は大切な基準になる
・四つの柱はつながりとして見る
ということを、
ゆるっと覚えておきましょう🍀

