同じ誕生日でも違う理由|命式が同じでも人生は同じにならない

同じ地図のオレンジ色の出発点から、街と森へ向かう二つの道が分かれる、同じ命式でも異なる人生を表した画像 第1章|四柱推命の基本
🍀 はじめに|同じ誕生日なら、同じ人生になる?

四柱推命について知ると、

「同じ誕生日の人は、
同じ命式になるの?」

「命式が同じなら、
同じような人生になるの?」

という疑問を持つことがあります。

生まれた日が同じなら、
性格や起こる出来事も
同じになるように感じるかもしれません。

けれど、

同じ誕生日でも、
同じ人生になるわけではありません。

まず、
同じ日に生まれていても、

生まれた時間などによって、
命式が異なることがあります。

そして、
たとえ同じ命式になったとしても、

育った環境や経験、
出会った人、
その人自身の選択によって、

人生の歩み方は
一人ひとり違います。

今回は、

「同じ誕生日」と「同じ命式」はどう違うのか。

そして、

「同じ命式でも、なぜ同じ人生にならないのか」

を、やさしく見ていきましょう。

「同じ誕生日」と「同じ命式」は同じではない

最初に知っておきたいのは、

同じ誕生日だからといって、
必ず同じ命式になるわけではない

ということです。

普段いう「誕生日」は、

何月何日に生まれたか

を表しています。

一方、
四柱推命の命式は、

・年柱
・月柱
・日柱
・時柱

という四つの柱から
できています。

つまり、
生まれた年・月・日だけでなく、

生まれた時間

も命式をつくるための
大切な情報になります。

そのため、
同じ年月日に生まれていても、

出生時刻が違えば、
時柱が異なることがあります。

まずは、

同じ誕生日=必ず同じ命式、
ではない

と覚えておきましょう。

生まれた時間が違えば、時柱が変わることがある

四柱推命では、
生まれた時間から

時柱

を出します。

そのため、
同じ年月日に生まれていても、

朝に生まれた人と、
夜に生まれた人では、

時柱が異なることがあります。

時柱が変われば、

命式に並ぶ
八つの文字の一部も
違ってきます。

同じ日に生まれていても、
出生時刻によって
命式の一部が変わることがある

ということです。

また、
出生時刻がわからない場合は、

時柱を無理に決めず、
確認できる年柱・月柱・日柱をもとに
見ていくことができます。

節入りの境目では、同じ日でも柱が変わることがある

これまでの記事で見てきたように、

四柱推命では、
普段のカレンダーとは違う

「節入り」

という区切りを使います。

月柱は、
毎月1日ではなく、

節入りを基準に切り替わります。

また、
年柱は、

立春を基準に切り替わります。

そして節入りには、

日付だけではなく
時刻があります。

そのため、
同じ節入りの日に
生まれていても、

・節入りの時刻より前
・節入りの時刻よりあと

では、

月柱が異なることがあります。

立春の境目では、
年柱と月柱の両方が
変わることもあります。

カレンダー上では同じ誕生日でも、
節入りの境目では
命式が異なる場合がある

ということです。

出生地や時刻の確認が必要になることもある

命式を出すときには、
生まれた場所によって

時刻の扱いを
確認する必要がある場合もあります。

特に海外で生まれた場合は、

現地の出生日時や
その地域で使われていた時刻などを
確認することがあります。

また、
出生地に応じて
時刻をどのように扱うのかは、

命式の出し方によって
違いが見られることもあります。

そのため、

境目に近い出生時刻や海外出生などでは、
生年月日だけで判断せず、
出生時刻や出生地も確認する

ことが大切です。

この段階では、
詳しい時刻の直し方まで
覚えなくても大丈夫です。

まったく同じ命式になる人もいる

では、

出生日時などを確認して、
四つの柱まで同じだったら
どうでしょうか。

実際に、

同じ四つの柱を持つ人

がいることはあります。

たとえば、
双子のように、

同じ場所で
近い時間に生まれた場合には、

同じ命式になることもあります。

けれど、

命式が同じだからといって、

・同じ性格になる
・同じ仕事に就く
・同じ人と結婚する
・同じ出来事が起こる
・同じ人生を歩む

というわけではありません。

「同じ命式」と
「同じ人生」は別のもの

です。

命式は「人生そのもの」ではない

命式には、

その人が生まれたときの
干支や五行などが
表れています。

そこから、

どのような性質や傾向が
表れやすいのかを
見ていきます。

けれど、
命式の中に、

「この学校へ行く」
「この仕事に就く」
「この人と結婚する」

といった出来事が、

ひとつずつ
書かれているわけではありません。

命式は、
完成した人生の物語ではありません。

その人が
どのような性質や力を持って
人生を始めたのか。

その出発点を見るための
ひとつの手がかりです。

同じ命式でも、育つ環境は違う

人は、
命式だけで
つくられていくわけではありません。

生まれたあとには、

・家族
・育った場所
・学校
・仕事
・出会った人
・経験した出来事

など、

さまざまな環境の中で
成長していきます。

同じような性質を
持っていたとしても、

その性質を
自然に表しやすい環境もあれば、

表しにくい環境もあります。

そのため、

同じ命式を持っていても、
育った環境によって
性質の表れ方が変わることがあります。

命式が同じだからといって、

同じ考え方や
同じ行動になるとは
限らないのです。

経験によって、力の使い方も変わる

持っている性質が同じでも、

その力を
どのように使うのかは
一つではありません。

たとえば、
物事を整える力があったとしても、

仕事を整理することに
使う人もいれば、

文章をまとめたり、
暮らしを整えたり、

人との距離を
調整することに
使う人もいるでしょう。

また、
若い頃には
うまく使えなかった性質が、

経験を重ねることで
少しずつ扱いやすくなることもあります。

命式に表れている性質そのものと、
その性質をどう使うかは、
同じものではありません。

経験を重ねながら、
その人なりの形で
表れていきます。

同じ運気でも、同じ出来事になるとは限らない

四柱推命では、

生まれ持った命式だけでなく、
その後に巡ってくる運気も
見ていきます。

そして、
似たような運気の流れを
持っていたとしても、

同じ運気が巡れば、
同じ出来事が起こる、
というわけではありません。

たとえば、
変化が表れやすい時期でも、

仕事に変化が出る人もいれば、

住む場所や
人間関係、

考え方などに
変化が表れる人もいるでしょう。

そのときの年齢や環境、
それまでの経験などによって、

表れ方は変わります。

そのため、

「この運気が来たら、
必ずこの出来事が起こる」

と決めるものではありません。

自分の選択も、人生の一部

人生の中では、
さまざまな出来事に出会います。

そのとき、

どう受け止めるのか。

どの道を選ぶのか。

行動するのか、
少し待ってみるのか。

誰かに相談するのか。

人によって
選ぶものは違います。

もちろん、

すべての出来事を
自分で選べるわけではありません。

自分では変えにくい環境や、
思いがけない出来事もあります。

それでも、

命式が、
その人の選択まで
ひとつに決めているわけではありません。

四柱推命は、

「こうしなければならない」

という答えを出すためではなく、

自分がどのような性質を持ち、
今どのような状態にいるのかを知り、

これからを考えるための
ひとつの手がかりとして
使うことができます。

同じ命式でも、一人ひとり違う

同じ命式を持つ人には、

似た性質や傾向が
見られることもあります。

けれど、
それは

「二人は同じ人」

という意味ではありません。

同じ種類の植物でも、

土や水、
光や気温、

育つ場所によって、

枝の伸び方や
花の咲き方は
少しずつ違います。

人も同じように、

生まれ持ったものと、
その後の環境や経験が
重なりながら育っていきます。

同じ命式でも、
その性質がどのような形で表れ、
どのように育っていくのかは
一人ひとり違います。

おわりに|同じ命式でも、同じ人生ではない

同じ誕生日でも、

出生時刻や
節入りとの関係などによって、

命式が異なることがあります。

そして、
四つの柱まで同じ命式であっても、

育った環境や、
経験したこと、

出会った人、
その人自身の選択などによって、

人生の歩み方は変わります。

命式は、
人生の出来事をひとつに決めるものではありません。

自分が持っている
性質や傾向を知り、

「自分は、
この力をどう使っているだろう?」

と考えるための
ひとつの手がかりです。

まずは、

・同じ誕生日でも、同じ命式とは限らない
・同じ命式になる人もいる
・同じ命式でも、環境や経験は違う
・同じ運気でも、同じ出来事になるとは限らない
・命式だけで人生が決まるわけではない

ということを、
ゆるっと覚えておきましょう🍀

タイトルとURLをコピーしました