― 世界の流れを見る五つの視点 ―
五行と聞くと、
「私は木タイプ」
「あなたは火タイプ」
そんなふうに、人を分けるイメージが浮かぶかもしれません。
でも五行は、
性格のラベルだけではありません。
それは、
人や世界の動きを見るための視点でもあります。
五行は、五つの“はたらき”
五行は、
世界の流れを見るための
ひとつの考え方です。
その基本になるのが、
木
火
土
金
水
この五つです。
けれどこれは、
本当の木や火のことではありません。
その動きを、
木・火・土・金・水という名前で
表したものです。
木は、伸びようとする力。
火は、広がり伝わる力。
土は、受け止め整える力。
金は、区切り選ぶ力。
水は、蓄え深める力。
どれかひとつだけではなく、
誰の中にも、少しずつ流れています。
五行はめぐっている
五行は、固定されたものではありません。
木 → 火 → 土 → 金 → 水 → また木へ
というように、
めぐりながら形を変えていきます。
五行は、ひとつだけで成り立つものではありません。
だから五行は、
「あなたはこれ」と決めるものではなく、
今どんな流れにいるかを見るためのものでもあります。
人の中にも、
五行の動きがあります。
強く出やすい動きと、
静かになりやすい動きがあるだけです。
生まれた時間によって、
出やすい動きの偏りはあります。
でもそれは、
人を決めつけるものではありません。
五行に良い・悪いはない
命式を見ると、
五行の偏りが出ることがあります。
でもそれは、
良い・悪いの話ではありません。
今どの動きがよく出ているか。
どの動きが静かになっているか。
その流れを知るための目安です。
おわりに|流れを見るということ🍀
五行は、
人を決めつけるためではなく、
「今は、どんな流れかな」
と、少し距離をとって眺めるための視点です。
四柱推命では、
この五行の動きがどんなバランスで現れているかを見ていきます。
それを見ることで、
「今、どんな流れの中にいるのか」も
少しずつ見えてきます。
