四柱推命では、
「何月生まれか」を
普段のカレンダーと
まったく同じ区切りでは見ません。
ここで大切になるのが、
節入り(せついり)
です。
普段のカレンダーでは、
毎月1日に
新しい月が始まります。
けれど四柱推命では、
節入りを基準にして、
月柱の切り替わりを見ます。
たとえば、
同じ3月生まれでも、
節入りより前なのか、
あとに生まれたのかによって、
月柱が異なることがあります。
さらに、
年柱の切り替わりには
立春(りっしゅん)
が関係します。
今回は、
節入りとは何なのか、
年柱や月柱と
どのようにつながっているのかを、
やさしく見ていきましょう。
節入りとは?
節入りとは、
二十四節気(にじゅうしせっき)
のうち、
「節」と呼ばれる区切りに入るタイミング
のことです。
二十四節気は、
太陽の位置をもとに、
一年の季節の流れを24に分けたものです。
立春・雨水・啓蟄・春分など、
季節の移り変わりを表す
名前がつけられています。
ただし、
四柱推命で月柱の切り替わりに使うのは、
24あるすべての節気ではありません。
二十四節気には、
「節(節気)」と「中(中気)」
が交互にあり、
四柱推命では、
このうち12の「節気」を
月の区切りとして使います。
つまり、
節入りは、
四柱推命で使う月の始まりを確認するための
大切な区切り
と考えると
わかりやすいでしょう。
四柱推命の月は「1日」から始まらない
普段のカレンダーでは、
3月1日になれば3月、
4月1日になれば4月、
と月が変わります。
けれど、
四柱推命の月柱は、
毎月1日ではなく、
節入りを基準に切り替わります。
たとえば、
3月の節入りは
3月5日ごろの「啓蟄」
です。
そのため、
同じ3月生まれでも、
・啓蟄より前に生まれた場合
・啓蟄よりあとに生まれた場合
では、
月柱が異なることがあります。
つまり、
「3月生まれだから、
必ず同じ月柱になる」
というわけではありません。
ここが、
普段のカレンダーと
四柱推命の月の大きな違いです。
月柱の切り替わりに使う12の節
四柱推命で
月柱の切り替わりに使うのは、
次の12の節です。
ここに書かれている日付は、
おおよその目安です。
節入りの日付や時刻は、
年によって少しずつ変わります。
そのため、
「立春は必ず2月4日」
「啓蟄は必ず3月5日」
と決めるのではなく、
実際に命式を出すときは、
その年の節入り日時を確認する
ことが大切です。
年柱は「立春」を基準に切り替わる
節入りは、
月柱だけに関係するものではありません。
四柱推命では、
年柱も
1月1日
に切り替わるわけではありません。
年柱は、
立春を基準に切り替わります。
そのため、
1月生まれの人や、
2月でも
立春より前に生まれた人は、
普段のカレンダーでは
新しい年になっていても、
四柱推命では
前年の年柱になることがあります。
たとえば、
「今年は巳年だから、
1月に生まれた人も巳」
というように、
普段使っている十二支だけで
年柱を決めることはできません。
年柱は、
十干+十二支
の干支でできています。
そのため、
立春を境に切り替わるのは、
十二支だけではなく、
年柱の干支全体
です。
節入りには「時刻」もある
節入りには、
日付だけではなく、
時刻もあります。
たとえば、
「2月4日が立春」
だったとしても、
2月4日の午前0時になった瞬間に
年柱が切り替わるとは限りません。
その年の立春が
午後だった場合、
同じ2月4日生まれでも、
・立春の時刻より前
・立春の時刻よりあと
で、
年柱が異なることがあります。
立春は、
月柱の切り替わりでもあるため、
立春の前後では、
年柱と月柱の両方が
変わることがあります。
ほかの月の節入りでも同じです。
節入り当日に
生まれている場合は、
出生時刻と節入り時刻を
照らし合わせて確認する
ことが大切です。
四柱推命の月は「旧暦」と同じではない
四柱推命の月が
普段のカレンダーと違うと聞くと、
「旧暦を使っているの?」
と思うかもしれません。
けれど、
四柱推命で使う月と、
旧暦の月は同じものではありません。
旧暦(太陰太陽暦)では、
月の満ち欠けをもとに月を定めながら、
二十四節気も季節や閏月を決めるための基準として
使われていました。
一方、
四柱推命の月柱では、
二十四節気のうち「節気」を、
月の切り替わりの基準として使います。
そのため、
「普段のカレンダーではない=旧暦」
と覚えないように
しておきましょう。
節入りと四つの柱の関係
ここまでの内容を、
四つの柱に分けて
整理してみましょう。
年柱
立春を基準に切り替わる
月柱
毎月の節入りを基準に切り替わる
日柱
月の節入りによって切り替わるものではない
時柱
生まれた時間をもとに出す
つまり、
普段のカレンダーとの違いに
特に注意したいのは、
年柱と月柱
です。
月柱は、
毎月の節入りを基準に切り替わり、
年柱は、
立春を基準に切り替わります。
特に、
節入りの前後に生まれた場合は、
普段のカレンダーだけで
年柱や月柱を判断しないことが
大切です。
どうして季節の区切りを使うの?
二十四節気は、
太陽の動きをもとに
一年の季節の流れを
区切ったものです。
普段のカレンダーでは、
毎月1日に月が変わりますが、
四柱推命では、
年柱や月柱を見るときに、
二十四節気の「節」を、暦の区切りとして使います。
ただし、
節入りの瞬間に、
気温や景色が
急に変わるという意味ではありません。
節入りは、
その日の天気だけで
判断するものではなく、
暦の上で季節の流れを
区切るための基準
と考えておきましょう。
節入りの日付を暗記しなくても大丈夫
ここまで読むと、
「12の節を全部覚えないと
命式を出せないの?」
と思うかもしれません。
でも、
最初からすべてを
暗記する必要はありません。
実際に命式を出すときは、
万年暦などで、
その年の節入り日時を確認
できます。
特に大切なのは、
「○月だから、この月柱」
と、
普段のカレンダーだけで
判断しないことです。
まずは、
四柱推命には、
普段のカレンダーとは違う
「節入り」という月の区切りがある
ということを
知っておけば大丈夫です。
おわりに|節入りは年柱・月柱を確認する大切な基準
節入りとは、
二十四節気のうち、
「節」と呼ばれる区切りに
入るタイミングです。
四柱推命では、
毎月1日ではなく、
節入りを基準に月柱が切り替わります。
また、
年柱は立春を基準に切り替わります。
そして、
節入りには
日付だけでなく
時刻もあります。
そのため、
節入りの境目に生まれた場合は、
出生時刻と
節入り時刻を確認することも
大切です。
最初から、
12の節や日付を
すべて覚えなくても大丈夫です。
まずは、
・月柱は毎月1日に切り替わるわけではない
・月柱は12の節入りを基準に切り替わる
・年柱は立春を基準に切り替わる
・節入りには日付だけでなく時刻もある
・正確な日時は万年暦などで確認する
ということを、
ゆるっと覚えておきましょう🍀

